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2024.04.05

  • 健康

カラダの内側から「肌荒れ」対策!!

みなさま、こんにちは

まにわクリニックの馬庭です

ニキビ、湿疹、かゆみ、赤み、皮膚の乾燥、ただれ、ひび割れなど「肌荒れ」にお悩みの方も多いのではないでしょうか

美容も個別化の時代。

今回は当院で行う肌荒れ対策についてご説明します。

1. 肌荒れとは?

肌荒れとは、きめ細かく潤いのある健康な肌の状態がくずれ、表面の滑らかさが失われ、カサつきや赤みなどのトラブルが現れる状態です。

ニキビや湿疹、かゆみ、乾燥、ただれ、ひび割れ

などの症状があります。

顔や手足など、ひと目につくところが気になりますが、原因によっては胸や背中などにも肌トラブルが生じます。

2. 肌荒れの原因

では、なぜ肌荒れを起こしてしまうのでしょうか?

肌荒れの原因その1 ターンオーバーの乱れ

肌は約6週ごとに生え変わっています。
表皮の基底層と呼ばれるところで新しい表皮細胞が生まれ、それが成長して角質層まで押し出され、最終的には脱落して排出されます。
これを肌のターンオーバーと呼びます。

肌のターンオーバーは早すぎても遅すぎてもだめです。

ターンオーバーが早すぎると、未熟な細胞が表面に出てきてしまうため、肌のバリア機能がうまく働きません。

一方ターンオーバーが遅すぎると、古くなった角質が剥がれ落ちないため、シミやそばかすの原因となります。

肌荒れの原因その2 肌のバリア機能の低下

肌の本来の機能として、外敵や外部刺激からカラダを守るバリア機能があります。

肌の表面にある角質層がうるおいを蓄えて乾燥や外部刺激からカラダを守っています。

また、肌の表面にはさまざまな菌が付着しており、菌とコンタクトを取りながら悪い菌が大暴れしないように免疫の調節も行っています。

さまざまな原因で肌の油分と水分のバランスが崩れ、バリア機能が低下します。

まにわクリニックでは

「コラーゲンの産生能力」

「肌の免疫力」

に注目しています。

コラーゲンも絶えず作り変えられています。その作り変えをうまく回すためには材料を十分に確保することが重要です。
材料がなければ新しいコラーゲンを作ることができません。

また、コラーゲンを痛めつける外敵要因から守ってあげることも大切です。

肌の免疫力を乱す要因で注目されているのが、腸内環境です。

腸と肌は密接に関連しています。

肌と腸と聞いて、関係あるの?と思われる方も多いのではないでしょうか。

腸には全身の免疫細胞の7割が集結しています。

そして腸で作られた免疫細胞は全身に行き渡り、肌の免疫にも関与しています。

つまり腸内環境が悪化してしまうと、肌の免疫機能が崩れ、肌トラブルにつながってしまうのです。

事実、アトピー性皮膚炎や肌トラブルを有する方の多くに、腸内環境の乱れが指摘されており、逆に腸内環境を整えることで、肌トラブルも軽減することが報告されています。

肌荒れの原因その3 ホルモンバランスの乱れ

ホルモンとは、わずかな量で体内にさまざまな影響を及ぼす物質のことです。

私達のカラダの中には実にさまざまなホルモンがバランスを取りながら活躍しています。

女性の場合はエストロゲンやプロゲステロンと呼ばれるホルモンが、生理周期のなかで大きく変動しています。
このバランスが崩れることで肌のトラブル、腸内環境の変化、メンタルトラブルなどにつながっていきます。

それ以外にもコルチゾールと呼ばれるホルモンは免疫を調節する働きがあります。これが崩れることで免疫のバランスが崩れ、腸内や表皮に存在する細菌叢のバランスが崩れ、肌トラブルにもつながっていきます。

また、カラダの修復をつかさどる成長ホルモンが十分に分泌されないと、皮ふを含めた修復力が低下し、肌トラブルにつながっていきます。

3. カラダの中から良くする肌荒れ対策

では、肌荒れに対してどのような対策ができるでしょうか。

バリア機能を維持するためには紫外線を避けたり、保湿剤を使用することは重要です。

まにわクリニックでは、それに加えて内側から肌トラブルを防ぐための取り組みを行っています。

肌荒れへの対策その1 ターンオーバーを正常化

正常なターンオーバーを維持するためには、過度なストレスや睡眠不足、タバコ、過度なアルコールなどを避ける必要があります。

また、ターンオーバーに不可欠な栄養素であるビタミンB群の補充やたんぱく質を充足させることも重要です。

肌荒れへの対策その2 バリア機能を正常化

肌のバリア機能を正常化させるためには、腸のバリア機能も正常化させる必要があります。
そのためにはビタミンA、ビタミンD、亜鉛、アミノ酸の補充が大切です。

また、腸内環境を整えるために良質なプレバイオティクス(善玉菌のエサ)やプロバイオティクス(善玉菌)を補充することも重要です。

まにわクリニックでは、腸内検査をおこなうことであなたの乱れている腸内環境を評価し、弱点を潰していくプログラムをご提案しています。

腸を良くすることは肌トラブルの改善のみならず、メンタルや生活習慣病、がん、ホルモンバランスなど、さまざまな疾患に対しても有効であると考えます。

肌荒れへの対策その3 ホルモンバランスを正常化

ホルモンバランスを正常化させるため重要なことは

1:ホルモンの材料を充足させる
2:ホルモンのバランスを乱す要因を排除する

ことです。

ホルモンの材料であるコレステロールが不足していないか、ホルモンを作るうえで必要なビタミンやミネラルが不足していないかを評価し、不足していればそれを補うことが大切です。

ホルモンのバランスを乱す要因としては、過度なストレス、睡眠不足、長引く炎症、環境毒素など多岐にわたります。
もちろんすべてを完全に無くすことは不可能ですが、原因を知り、それに対してなるべく影響を受けないように対処していくことが大切です。

まにわクリニックでは血液検査、各種ホルモン検査、バイオロジカル検査を用いてホルモンバランスを正常化させるプログラムを提供しています。

まにわクリニックでは血液検査やバイオロジカル検査などを用いることであなたに不足している栄養素を判断し、強化していくプログラムをご提案しています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

まにわクリニックでは、血液検査をはじめとしたさまざまな検査と問診から、患者様の状態を把握し、栄養面、運動面、睡眠などの生活習慣のサポートを行なっています。
肌の調子が気になるかた、肌トラブルがあり、内側からもアプローチしたい方など、遠慮なくご相談ください。

〒562-0036 大阪府箕面市船場西2丁目3-9 箕面船場西メディカルセンター2F

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