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2023.07.29

  • 院長ブログ

アルファリポ酸の驚くべき効果!

みなさん、こんにちは。
まにわクリニック院長の馬庭です。

「体内年齢」というワードに敏感な方も多いのではないでしょうか。

アンチエイジングに興味のある方にぜひオススメしたい栄養素
「アルファリポ酸」
をご紹介します。

1. アルファリポ酸とは

アルファリポ酸は硫黄を含有した脂肪酸です。
アルファリポ酸には


(J. Plant Chem. Ecophysiol. 2017;2:1016)

などの効果が報告されており、欧米でも大変人気のあるサプリメントとなっています。

2. アルファリポ酸の抗酸化作用

アルファリポ酸には体内で使用されている抗酸化物質であるグルタチオン、ビタミンC、Eなどを再生する作用があります。
また、細胞内でのグルタチオン濃度を上昇させる効果が確認されています。

特筆すべきは、アルファリポ酸は水にも脂にも溶けるため、細胞の内外をとわず、全身に対して抗酸化力を発揮することができます。

3. アルファリポ酸の糖尿病に対する効果

アルファリポ酸には筋肉や細胞内への糖の取り込みを促進する作用が認められています。

糖尿病の発症自体が活性酸素種(ROS)の過剰な産生と抗酸化力の障害によって生じることがわかってきています。
ROSとは生体内においてDNAや脂質、タンパク質、酵素などと反応してDNA変異、タンパク質や酵素の変性、失活をもたらすものです。

アルファリポ酸には抗酸化作用を認めるため、ROSによる活性酸素からの保護からも糖尿病が予防できそうです。

4. アルツハイマー型認知症に対するアルファリポ酸の効果

アルツハイマー型認知症とは、脳の変性が長年生じることで、記憶障害、見当識障害(時間が分からないなど)、実行機能障害(いつも出来ていた家事ができなくなるなど)などの症状を起こす病気です。

脳内にアミロイドベータやタウと呼ばれるタンパク質が蓄積することで、脳細胞を障害して発症すると考えられています。

アルファリポ酸には、アミロイドベータや活性酸素から脳神経を保護する効果が報告されています(Biochem. Biophys. Res. Commun. 2006;341:1046–1052.)。

また、アルファリポ酸によって脳神経細胞への糖の取り込みを促進させ、アセチルコリンと呼ばれる神経伝達物質を増加させることでも認知症予防効果があるとされています(Pharmacol. Ther. 2007;113:154–164.)。

脳内の炎症も認知症を発症するのに大きな影響を与えています。
アルファリポ酸はROSの除去、有害金属のキレート、グルタチオンの増加、脂質過酸化物質の除去などを通して炎症を治める効果が報告されています。

5. アルファリポ酸とがん

正常な細胞では、酸素があると好気的代謝と呼ばれる代謝が行われます。一方酸素が十分にないと嫌気性代謝が起こり、乳酸が発生します。

がん細胞の場合、酸素が十分にある環境下でも乳酸を発生させます。この反応が細胞のさらなるがん化、がん抑制作用を低下させ、がんが進行していきます。

アルファリポ酸にはピルビン酸をアセチルCoAに変換させる反応を促進させるため、乳酸の産生を抑制し、故に細胞のがん化を抑制する効果が期待できます(Cancer Biol. Ther. 2012;13:1425–1435)。

実際に甲状腺癌、肺がん、乳癌、大腸がんなどでガンの抑制効果が報告されています。

6. アルファリポ酸と血管アンチエイジング

血管の内側は内皮と呼ばれる細胞で覆われています。血管の老化が起こると、内皮機能が低下し、血管を拡張させる物質であり一酸化窒素(NO)の産生や作用が低下します。

アルファリポ酸は内皮の一酸化窒素合成酵素(eNOS)に作用することでNOの生成を増やし、血管の拡張を促して血流の改善をもたらします。

また、血管の老化には炎症や活性酸素も関与するため、アルファリポ酸の抗炎症、活性酸素除去作用も血管のアンチエイジングに重要な役割を果たしてくれます。

7. アルファリポ酸をふやすには

アルファリポ酸は食事にも含まれていますし、私たちの体内でも作ることができる物質です。
ただし、加齢とともに体内で作る力が低下してくることが報告されています。

食材としてはレバーやほうれん草、人参などに含まれていますが、食事のみで有効な効果を得るには、非現実的な量を摂取しなければなりません。

アルファリポ酸を補うにはサプリメントの活用が有効であると考えます。

アルファリポ酸は高用量の摂取を行っても深刻な副作用はほとんど確認されていません。妊婦に投与しても、母体や新生児に有害事象は報告されなかったとされています。

ただし、アジア人の場合はやや低血糖が生じやすくなるため、最初は少量からの服用が安全であると考えられます。

いかがでしたでしょうか?

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

箕面船場にある「まにわクリニック」では、栄養外来、サプリメント外来、点滴療法外来などにて栄養のアドバイスやサポートを行っています。無料の相談もしていますので、お気軽にご相談ください。

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