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2023.07.09

  • 健康

朝が起きれない、以前のように元気に働けない・・・それって副腎疲労かも

皆さん、こんにちは。まにわクリニック院長の馬庭です。
「最近、朝が起きれない」
「前はもっと元気よく働けていたのに、どうも仕事に集中できない」
なんて悩み、ありませんか。
それはひょっとしたら「副腎疲労」かもしれません。
今はまだ大丈夫でも、放っておいたらどんどん酷くなり、長期に休まなくてはならなくなるかもしれません。
今回はそんな副腎疲労について解説します。

1. ストレスがかかったときにでてくる「コルチゾール」

皆さん、「コルチゾール」って聞いたことありますか?

あまり聞き慣れない単語ではないでしょうか。

副腎疲労

コルチゾールはヒトの背中側の左右にある腎臓の上に乗っかっている小さな臓器です。
直径が約3cm程度、重さは4~6gくらいしかありませんが、カラダにとっては非常に重要な働きをしています。

副腎には皮質と髄質があり、そこからさまざまなホルモンを作ってくれています。

皮質からはコルチゾール、アルドステロン、男性ホルモンであるテストステロン

髄質からはアドレナリンが作られます。

いずれもなくてはならないホルモンです。

その中の「コルチゾール」と呼ばれるホルモンには

副腎疲労

などの作用があります。

ヒトは生きていく上でさまざまなストレスを受けます。それは精神的なものもあれば、肉体的なものもありますが、どのようなストレスに対してもそれに打ち勝っていくためにコルチゾールが必要になります。

いわば「抗ストレスホルモン」なのです。

2. ストレスがかかり続ける=脳にムチを打ってコルチゾールを出させる

副腎疲労

ヒトは精神的なストレス、肉体的なストレス(炎症や怪我など)を受けた時、それに対処するために、副腎皮質から「コルチゾール」と呼ばれる抗ストレスホルモンを分泌します。コルチゾールがあるおかげで、精神的なストレスに打ち勝ったり、炎症を抑えたりすることができます。

コルチゾールの分泌は脳にある「視床下部」や「下垂体」と呼ばれる部位でコントロールされています。

副腎疲労

では、ストレスがかかり続けたらどうなるのでしょうか?

そう、ストレスのせいで脳に絶えずムチを打たれ続け、コルチゾールを出し続けるのです

3. 慢性的なストレスの結果が「副腎疲労」

ムチを打たれ続けた脳、副腎はどうなるでしょうか。

ご想像の通り、疲れてきます。
そして、ストレスがかかっても十分にコルチゾールを作り出せなくなります。

副腎疲労

これが「副腎疲労」です。

慢性的な精神的ストレスや炎症が続くと、特に視床下部や下垂体は疲弊してしまい、副腎皮質にコルチゾールを出させる命令ホルモン「ACTH」が十分に分泌できなくなってしまいます。結果として、ストレスに対して十分なコルチゾールが出せない状態=副腎疲労と呼ばれる状態になります。

4. 副腎疲労の症状とは

以下に挙げるような症状がある方は、副腎疲労かもしれません。

「朝が起きれない」
「朝よりも夕方の方が調子が良い」
「低血糖がある」
「やる気がでない」
「十分に寝ているのに疲れが取れない」
「いつも疲れている」
「ストレスに対処できなくなった」
「性欲が低下した」
「病気や怪我が治るのに時間がかかるようになった」

みなさん、大丈夫でしょうか。

5. 副腎疲労で頭痛、肩こり、イライラする理由とは?

副腎疲労

血糖の維持は、脳を含め組織・細胞が生きていく上で非常に重要です。よってヒトは血糖を下げないようにするメカニズムが多数存在します。

食事によって得られる血糖の上昇は2〜3時間程度とされています。それ以降は肝臓に蓄えられているグリコーゲンを分解して糖を作ったり、脂質やアミノ酸、乳酸などから糖新生を行って新しく糖を作り、血糖の維持を行っています。この時に活躍するホルモンがコルチゾールです。

副腎疲労

副腎疲労があると、コルチゾールが十分に分泌されず、血糖の維持が難しくなります。血糖が低下してしまうことで、脳の活動が制限され「眠気」をもたらします。

しかし、低血糖が続くことは生命にとっては危機的状況であるため、「アドレナリン」と呼ばれる別の副腎ホルモンを分泌して血糖の維持を行います。

このアドレナリンが出過ぎることで、イライラや肩こり・頭痛・歯ぎしり(いずれも筋肉の過剰な収縮が原因)を起こしてしまいます。

副腎疲労

アドレナリンの分泌を制御しているのは交感神経です。原始時代、外敵に遭遇した場合に活性化されるのが交感神経です。自分の生命を維持するために「闘争か逃走」を素早く判断するために交感神経が興奮し、アドレナリンが分泌されるのです。

身体の中では、交感神経と副交感神経がバランスをとることで、アドレナリンの濃度が適切な範囲で調節されています。

夜間睡眠中は副交感神経が優位になっています。しかし、夜間低血糖が生じてしまうと、アドレナリンを分泌させるために交感神経が優位になってしまいます。本来なら、睡眠によって脳も身体もしっかりと休めなければならないのに、交感神経が興奮することで寝ている間も常に「闘争か逃走」の状態が起こっているのです。そんな状態が続けば、当然しっかり寝ているつもりでも疲れが取れないですよね。

6. 副腎疲労を引き起こすものとは

副腎疲労を引き起こす原因はさまざまですが、慢性的な精神的ストレス、体の中に潜む慢性的な炎症、食生活の乱れなどが挙げられます。

代表的な体に潜む炎症としては

1. 上咽頭炎
2. 歯根感染
3. ヘリコバクターピロリ菌
4. カンジダを含めた腸内での炎症

があります。

これらの特徴は

自分自身ではあまり自覚がない

ということです。気づかないので対処もされないまま放置され、副腎に負担がかかり続けていきます。

それぞれの炎症について、ここでは詳しく述べませんが、今後のブログで解説していきますね。

7. 副腎疲労かも・・・さあどうする

副腎疲労

では副腎疲労かもしれないとき、どうすれば良いのでしょうか。

まずは無理をしないことです。

今しなくて良いことはあとに回す。
会わなくて良い人には会わない(その方に会うのがストレスになっているなら)。

血糖の乱高下を起こすような食事も避けたいものです。
精製された糖質や加工食品などは血糖を急上昇させ、その後に急降下しやすくなります。この急降下が副腎に負担をかけていきます。

潜んでいる慢性的な炎症に対するアプローチも重要です。
歯医者さんで口の中をチェックしてもらったり、耳鼻科で上咽頭炎が無いかどうかも有用です。

ピロリ菌は胃カメラなどで検査することができます。ただし、検査が陰性でもピロリ菌を有している方は存在し、それが体内に問題を引き起こすこともあります。

カンジダの検出が一番困難です。残念ながら現在の保険診療でカンジダが体内で悪さをしているかどうかをみる検査はありません。

一番確実なのは、分子栄養医学を積極的に取り入れているクリニックで見てもらうことです。そこではさまざまな検査方法や考え方、対処方法などを提案してくれます。

いかがでしたでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございます。

まずは自分のカラダに耳を傾けて、己を知ることが重要です。

副腎疲労かも?と思われた方は、一度ご相談ください。

まにわクリニックの栄養療法外来では、さまざまなアプローチからあなたのカラダの不調の原因をチェックし、対処方法をご提案しています。無料相談も行っておりますので、受診を迷われている方もお気軽にご相談ください。

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